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車両の補償

車両補償の考え方

自動車事故により、大切な自動車が壊れてしまった場合、修理費用にかなりの金額がかかります。
このような車の損害を補償してくれるのが車両保険です。修理の可能な状態であれば修理費用が補償され、修理ができないような状態は全損として、契約した保険金全額が補償されます。

自動車をぶつけてしまいどこか1か所が壊れただけでも、一般的に修理には十数万円~数十万円がかかります。

より大きな損害があった場合は、保険なしで修理するのは相当な負担となりますので、やはり車両保険は必要といえます。

自動車の修理費用の例
  • フロントバンパー、フェンダー交換 20万円程度(3ナンバーワゴン)
  • バックドアのへこみ修理 15万円程度(1,500ccクラスのワゴン)
  • バックドア、リアバンパー交換 25万程度(ハイブリッドセダン)

※実際の修理費用は車種・修理方法・業者により違います。

それでは、いくらの車両保険に入ればいいのでしょうか?

自動車の損害の場合、修理ができる額であることはもちろんですが、新車に買い替えることができたらそれが一番ありがたい補償といえます。
ということは、新車の値段に設定すればいいということになりそうですが、実はそう簡単な話ではありません。

自動車は、新車で購入して年月が経っていくと、その価値が下がっていきます。
中古車が、年数が経ち走行距離が多くなるほど値段が下がっていくことと同じです。そして、そのように価値が下がった自動車が保険で実際の価値以上の新車に代わるということにはなりません。

つまり、通常、車両保険の保険金は、その自動車の現在の市場価値の金額までしか契約できないことになっています。
したがって、新車で購入したときには新車価格での保険金設定が可能ですが、翌年以降は設定できる金額が下がっていくことになります。

このように車両保険は対人賠償や対物賠償などのように自分でいくらでも好きな保険金額を設定するというわけにはいかないのです。

 

車両保険の補償の目安

車両保険に加入するときには、「自動車保険車両標準価格表」で定められた車の価格に基づいて加入することになります。
つまり、保険会社から提示されるこの価格が目安となります。

この自動車保険車両標準価格表には、用途・車種、形式、仕様、年式により標準価格が定められています。
その価格は、たとえば、100~150万円などのように一定の幅があり、保険加入者はその価格の範囲内で保険金額を決めます。
その際、実際の価値以上に大きい金額にしても、実際の車の価値までしか保険金は支払われません。
逆に実際の価値以下の金額にすると、全損時に実際の価値より小さい金額の保険金しかもらえないということになります。
したがって、できるだけ現状の価値にあった保険金額にするように注意しましょう。

車両保険の金額には、本体価格だけでなく、そこにオプションや装備品の価値をプラスして計算します。またその金額には消費税も含めることができます。
ただし、その他の税金や自動車購入時の諸費用は含めることはできません。

車両の保障

もし多くの装備を追加していて、その分を含めると自動車保険車両標準価格表の上限を超えてしまう場合は、保険会社にその旨を相談する必要があります。

 

車両保険の加入の判断について

新車で購入したときや中古車でも年式が新しく市場価格が高いときは、車両保険に入っておいた方がよいでしょう。
特に自動車ローンが残っている場合は、万一、自動車が廃車となってローンだけが残るということを避けるためにも入っておく価値はあります。

一方、中古車で年式も古くて市場価格が低い車のときは、車両保険に入るかどうかは個人の価値観によって変わってきます。
特に長年車に乗っていて事故を起こしたことがないような人の場合は、車両保険が無駄に感じられるかもしれません。
ただし、加入した方がよいか、しない方がよいかは一律に断言できることではありません。設定できる車両保険金額が100万円を切り、50万円を切るようになってきたときには、車両保険の加入について、よく考えるようにしてください。


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