【自動車保険重要事項説明書】事故の等級ダウンと補償の重複
事故
自動車保険を使うと保険料が決まる等級がダウンします！！
３等級ダウンですが１等級とノーカウントもあります！！
以下は、損保ジャパン日本興亜「THE クルマの保険」を例に説明します。
事故とノンフリート等級
事故で自動車保険を使うと保険料に大きく関係するノンフリート等級が下がります（ダウン）。
事故を起こすと次からは注意して次から事故を起こさないように運転するのではと思いますが、保険会社は保険金を支払ったからなのかノンフリート等級がダウンし保険料が高くなります。
通常３等級ダウンですが基本的に運転者に責任のない補償については等級ダウンに暖和処置があります。
- １等級ダウン事故
- ノーカウント事故
この２つ以外が３等級ダウン事故になります。
１等級ダウン事故
基本的に運転者に責任のない事故で車両保険を使った場合に適用されます。
運転者に責任がないのは、以下のような事故です。
- 火災または爆発
- 盗難
- 台風、竜巻、洪水または高潮
- 駐車中の落書きやいたずら
- 飛来中または落下中のものとの衝突
- 偶然な事故によって生じた損害
ノーカウント事故
ノーカウント事故は、事故の件数に数えない事故でノンフリート等級はダウンしません。
保険金が以下のいずれかまたはこの組み合わせのみの場合は、ノーカウント事故になります。
- 対人陪審責任保険の臨時費用保険金のみの支払い
- 人身傷害保険事故及びその関連
- 搭乗者傷害特約事故
- 無保険者傷害特約事故
- ロードアシステンと特約関連事故
- 地震・噴火・津波で車両全損時一時金特約事故
- ファミリーバイク特約事故
- 弁護士費用特約事故
- 個人賠償責任特約事故など
補償の重複
複数の保険の特約で補償が重複することがあります。
生命保険や医療保険と異なり、補償が重複すると１つの保険でしか補償されません。
以下の補償の重複は、無駄になります。
- 自動車保険と火災保険の個人賠償責任特約
- ２台目以降の人身傷害社外事故特約
- ２台目以降の弁護士被要特約
- ２台目以降のファミリーバイク特約
補償の重複
補償が重複しても使えるのは１つの保険のみです！！
個人賠償責任特約は重要ですが１つに入りましょう！！
