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対人賠償保険

対人賠償保険とはどんな保険?

対人賠償保険は、自動車事故により他人を負傷させたり死亡させたりして、治療費や慰謝料などの損害賠償責任を負った場合に保険金が支払われる保険です。
支払いが必要な賠償額のうち、自賠責保険の限度額を超えた部分を補償します。

対人賠償保険の対象となるのは、契約した自動車を被保険者が運転していて事故が起きた場合となります。
この被保険者には、自動車保険で記名した被保険者とその家族および記名被保険者の承諾を受けて運転をした人が含まれます(運転者限定条件に該当しない人を除く)。

対人賠償保険

 

対人賠償保険の補償

対人賠償保険は、被害者1名につき、それぞれ契約した保険金の限度額まで補償されます。
被害者を死亡させたり重い後遺障害を負わせたりした場合の賠償額は億単位になることも多いため、保険金額は無制限にするのが普通です。
最近では、対人賠償はあらかじめ無制限が設定されるようになっている自動車保険も珍しくありません。

人身事故最高総損害額 5億2,853万円(眼科開業医の男性41歳の死亡時の認定総損害額)

もし交通事故で複数の人を死傷させてしまったとしたら、そのための損害賠償額は非常に高額になってしまいます。
被害者の方への経済的な面の賠償だけでもしっかりすることができるという意味で、対人賠償保険は自動車を運転する人にとって絶対必要な保険といえます。

 

対人賠償保険の特徴

対人賠償保険がどのような保険であるかをわかりやすくするために、主な特徴をまとめると以下のようになります。

対人賠償保険の主な特徴
  • 過失割合に応じて被保険者が負った損害額を補償する(契約した保険金額の範囲で)
  • 自賠責保険の限度額を超えた部分を補償する
  • 被害者が複数の場合は、一人につき契約した保険金額まで補償する
  • 被保険者や運転者、その家族等が被害者の場合は補償しない

 

対人賠償保険で補償されない場合

自動車事故により他人を死傷させてしまったときにとても役に立つ対人賠償保険ですが、どんなときにも必ず補償されるわけではありません。
保険がきかない場合があることも理解しておきましょう。

対人賠償保険で保険金が支払われないのは以下のようなときです。

対人賠償保険の保険金が支払われないケース
  • 運転者の故意により事故が起きた場合
  • 地震、噴火およびこれらによる津波により生じた損害
  • 台風、洪水、高潮により生じた損害
  • 戦争、内乱、暴動などで生じた損害
  • レースなどによる事故の場合
  • 被保険者や運転者、その家族等が被害者となった場合

このように、運転者の故意や災害などが原因の場合には対人賠償保険の対象外となります。
ただし、無免許運転や酒酔い運転による事故の場合には、運転者に重大な問題がありますが保険金は支払われます。
これは対人賠償保険が被害者救済のため保険であるからです。

保険金が支払われるケース 無免許運転、酒酔い運転による事故

 


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