保険会社への連絡と事故対応
保険会社への事故連絡
自動車事故が起こったら、まずは負傷者の救護や現場の安全確保、救急車の手配、警察への連絡をします。
それとともに忘れずに損害保険会社へ連絡します。保険会社によっては、QRコードなどで緊急連絡サイトへつながるようになっていたり、GPSによる位置情報確認サービスがありますので有効に使って、すみやかに事故状況の説明をしましょう。
保険会社では、24時間365日事故の受付をしています。必ず現場からすぐに連絡してください。
保険会社には、いつ、どこで、どのような事故が起きたのかを説明します。
それにより、その場での事故対応や被害者への対応のアドバイスをしてくれます。
また損害状況によってレッカーなどのロードサービスの手配や修理工場の紹介をしてくれます。
また自宅に帰れないような場合は、ホテルなどの紹介や手配等までしてくれるところもあります。
- 現場対応、被害者への対応等のアドバイス
- レッカーなどロードサービスの手配
- 必要に応じてホテルや代車等の紹介や手配
事故対応の流れ
保険会社は事故の受付をした後、示談や保険金の支払いに向けて対応を進めていきます。その対応の流れは、事故の内容や保険会社によって違いはありますが、おおまかには以下のようになります。
事故の連絡により、契約内容を確認したり、事故対応のために必要な専門スタッフによる担当者(チーム)を決めてすぐに初期対応を開始します。
所定の受付時間内であれば、当日から対応を開始します。
また電話による対応だけでなく、契約者や相手が入院しているような場合は病院への訪問を行います。
- 今後の流れの説明
- 被害者への連絡
入院したり死亡している場合は、直接訪問します - 修理工場への連絡・修理代の手続き
- 病院への連絡、治療費の手続き
- 経過報告
対応を進めながら随時経過を報告します
示談や保険金の支払いのために必要な事故の調査、損害状況(対物、対人)の確認を行っていきます。
対人や対物の賠償責任がある場合は、保険会社が示談交渉を行ってくれます。
賠償額や過失割合等について打ち合わせをしながら相手方と示談交渉します。
また示談が成立しない場合は調停や裁判になります。
その場合は弁護士のネットワークを活用してサポートしてくれます。
損害が確定し、示談が終了したら保険金支払の手続きを行います。
保険金請求に必要な書類をそろえて請求しますが、必要書類の手配等のサポートをしてくれます。