【カーナビ】日本メーカーは自動運転に活路
カーナビ
2017年が普及のピークの予想です!!
スマホカーナビが増えて行きそうです!!
カーナビは、GPSでクルマの現在地を知り目的地への道案内するのが主な機能です。
日本には、パイオニアやパナソニックなど有力企業が多くあります。
ほとんどの自動車に搭載され、2017年の7730億円(世界市場)が普及のピークと予想され、2025年には3割程度の減少が予想されています。
市場の減少の予想は、以下の理由があります。
- アンドロイドオートやアップルのCarPlayのスマホカーナビの普及
- カーナビがなくても走行できる自動運転の普及
「アンドロイドオート」や「CarPlay」は、日本車では日産やホンダのカーナビに使われていますが、トヨタは自社でつながる車(コネクテッドカー)のシステム構築を目指していて独自のカーナビを開発しています。
現在のスマホカーナビは、画面が小さい(タブレットなら十分)ことや運転中の操作が危険なのでドラーバーが使うことは禁止されています。
アンドロイドオートは、以前の記事【カーナビ】音声で操作するグーグル「アンドロイドオート」で紹介しています。
クルマの走行中のスマホ操作は、道路交通法の違反になります。
したがって、スマホで走行中にカーナビアプリをナビがわりに使うことはできません。
反則金と点数は、以下になります。
- 交通の危険を生じさせる携帯電話の使用は反則金9,000円、点数2点
- 運転中に利用のみで危険を生じさせる前は反則金6,000円、点数1点
走行中のドライバーのスマホ利用は、交通違反になるので注意しましょう。
赤信号で停車中の利用は、交通違反になりませんが青信号になり動き始めると違反になります。
日本には、有力なカーナビメーカーがあり事業を伸ばしてきましたが、グーグルの「アンドロイドオート」やアップルの「CarPlay」を搭載したカーナビ(スマホ機能を持った専用機)に下記に示すような理由で市場を奪われそうです。
- CDやDVDなどで最新情報の交換に手間がかかる
- 通信を備えたカーナビも出てきたが通信機能に劣る
- グーグルやアップルの世界標準に競争できないなど
需要の減少に直面している日本のカーナビメーカーは、自動運転に活路を求めています。
自動運転や自動駐車システムは、事故を減らし安全な運転ができると期待されます。
パイオニアは、周囲の物体との距離をレーザー光で把握する低価格の次世代センサーを開発し、2017年9月にサンプル出荷を始めるそうです。
現在は1個数十万〜数百万円と高価な装置ですが、価格が1万円以下の小型装置なので自動運転に期待できます。
クラリオンは、カメラをセンサーとして使い、周囲を把握する技術を開発しています。
スマホ操作で自動駐車するカメラ搭載システムを開発したそうです。
ケンウッドは、複数のディスプレイに自動車の状態を表示し、ドライバーに的確に情報を伝えるシステムの納入を始めるそうです。
カーナビ
日本には有力なメーカーがありますが需要減少に直面しています!!
培った技術を自動運転や自動駐車に転用し発展を目指しています!!