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【自動車保険の補償額】自動車事故で死亡の場合の損害額計算方法

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死亡時の賠償額

自動車事故で被害者が死亡した場合の損害額は、「逸失利益」、
「慰謝料」、「葬儀費」から計算されます!!

損害額の計算

 自賠責保険による賠償額を以下に示します(2012年の場合です)。

■ 逸失利益

 逸失利益は、以下で計算します。

逸失利益計算式=(年間収入額—生活費)*死亡時の年齢での就労可能年数ライプニッツ係数

年間収入額は、ボーナス等の臨時給与を含みます。

事業所得者は、その収入を得るために必要な経費等は引かれます。

賠償費は、一時払されるのでその間の利息を係数化したのがライプニッツ係数で。利率を年5%として計算されます。

■ 慰謝料

 本人の慰謝料は、350万円です。

遺族で慰謝料を請求できる(請求権者)のは、被害者の父母・養父母、配偶者、子供(養子、認知した子、胎児を含みます)

 

請求者1人は、550万円です。

請求者2人は、650万円です。

請求者3人以上は、750万円です。

被扶養者がいる場合は、200万円加算されます。

■ 葬儀費

 葬儀費は60万円ですが、資料等で60万円を超えることが明白な場合は100万円の範囲内になります。

計算例

 40歳男性サラリーマンが死亡し、妻と子供2人が残された場合を例に、以下に示します。

■ 逸失利

 年間収入額は、40歳の平均給与(男子が462,600円、女子が305,600円*12で計算します。

事故前1年間の収入が年齢別平均給与額よりも高いときは、高いほうで計算します。

生活費の比率は被扶養者(家族)がいる場合は0.35、いない場合は0.5になります。

40歳の人は67歳まで働けるとされるので終了可能年数27年のライプニッツ係数は14.643です。

逸失利益=462,600*12ヶ月*(1−0.35)*14.643=5284万円

■ 慰謝料

 慰謝料は、本人(350万円)、妻と子供2人(750万円)、扶養者(200万円)で1300万円になります。

 

以上、葬儀費100万円を加え6684万人になります。

このうち、3000万円が自賠責保険から、残りは任意保険から支払われます。

任意保険に加入していないと残額の3684万円は自己負担になります。

収入のない子供や専業主婦の損害額

 収入がない場合は、全年齢の平均給与額(男子が415,400円、女子が275,100円)で、上記の計算式で計算されます。

例えば、夫と2人の子供にいる50歳の専業主婦の損害額は以下になります。

1861万円+350万円+750万円+60万円=3021万円

高齢者の賠償額

 妻とこども2人の70歳の男性が死亡した場合は、以下になります。

逸失利益は、314800円(68歳以上の平均給与。所得が証明できれば大きい方の額)*12*(1−0.35)*5.786(70歳のライプニッツ係数)で1421万円

賠償額=1421万円(逸失利益)+350万円(本人慰謝料)+750万円(家族慰謝料)+200万円(被扶養者加算)+60万円(葬儀費)で2781万円

 

死亡時の賠償額

自動車事故は、相手先の賠償(自賠責保険)だけではありません!!
自賠責保険だけでは賠償できません。任意保険は必須です!!


補償内容や同じ補償でも保険会社によって保険料が変わります!!
かんたんにあなたにぴったりの保険料を見積りましょう!!












2018-08-07

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