【安全自動車】自動ブレーキ搭載車を購入する高齢者へ補助で普及支援
安全自動車
自動ブレーキを搭載できる自動車販売が増えてきています!!
高齢者の買い替えを補助する自治体や販売店も出ています!!
前回、自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)を搭載したASV(先進安全自動車)に自動車保険のASV割引を受けられる記事“【任意保険】ASV(先進安全自動車)で保険料の割引”を紹介しました。
保険のASV割引だけでなく、高齢者向けに自動車の買い替えの補助や割引をする自治体や販売店が出てきています。
保険や自治体など、安全自動車の購入や買い替えを支援する動きが広まり、年金収入の高齢者にも安全自動車が広まりそうです。
高齢者が運転する自動車事故が続発していることから、国土交通省の要請を受けて、国内の主要自動車メーカー8社は2020年までに自動ブレーキとアクセルの踏み間違えによる急発進防止装置をほぼすべての新車に標準装備もしくはオプションで装着できる見通しと発表しています。
2015年に国内で生産された自動車の装着状況は、以下になっています。
- 自動ブレーキ搭載率は約45%
- 急発進防止装置搭載率は約36%
自動ブレーキは、障害物しか検知できない車種もあるが、2020年には歩行者も認識できるようになるそうです。
国土交通省は、高齢者の運転事故防止に有効な下記の機能を備えた自動車を「安全運転サポート車」として普及に取り組んで行くとしています。
- 自動ブレーキ
- 急発進防止装置
- 車線逸脱警報装置
- 対向車を検知して照度が自動で切り替わる「先進ライト」
高齢者が自動ブレーキ装着車に買い換える場合、自治体や販売店が補助する動きが出てきています。
高齢者に免許の返送を促す取組とともに運転を続ける高齢者により安全な自動車に乗り換えてもらう考えです。
檜原村は、65歳以上が48.8%占め、自動車は病院通いなどに必要な足となっています。
しかし、年金生活者が多く自動ブレーキオプション付きの新車購入の負担が重く感じられます。
そこで、2017年から70歳以上の村民が自動ブレーキを備えた新車を購入した場合、50万円を上限に新車購入費の3分の1を補助します。
予算は、年500万円です。
2016年から自動ブレーキ、車線逸脱警報、アクセルとブレーキの踏み間違い対策を備えた新車を購入した65歳以上の県民に3万円を補助します。
この取組は全国初めてで、今年(2017年)は、昨年比4割増の1,500件を見込んでいるそうです。
2016年は、以下の件や年で安全装置搭載相当額を補助しています。
- 愛知県豊田市、刈谷市
- 鳥取県
今年(2017年)は、以下で始めます。
- 岐阜県美濃加茂市
- 群馬県明和町など
日本自動車工業会は、2016年度の新車販売数は、前年度に比べて2%増の503万8300台になり、3年ぶりの増加見込みと発表しました。
日産自動車が2016年11月に発売した電気モーターだけで走行するハイブリッド技術を搭載した小型車「ノート」などが寄与したとのことです。
今後、電気自動車や安全自動車などへの買い替えも進んでいきそうです。
米国トランプ大統領のトヨタ叩きに不安がありますが、しばらく、自動車産業は発展しそうです。
自動ブレーキ
2010年ごろから自動ブレーキ搭載車の普及が進んできています!!
スバルでは追突事故が8割、歩行者事故も半分に減少とのことです!!