【テレマティクス保険】あいおいニッセイ同和損保「つながる自動車保険」
テレマティクス保険
安全運転への意識・設備が高まり普及が見えてきました!!
運転データに応じて保険料が最大20%割引になります!!
テレマティクスは、「テレコミュニケーション(通信)」と「インフォマティクス(情報処理技術)」を組み合わせたことばです。
テレマティクス保険は、テレマティクスの応用で事故の減少を予測し、事故の減少により保険金の支払いが減ることから保険料を割り引く保険です。
テレマティクス保険は海外で普及が先行し日本ではこれからというところですが、これから(2017年あるいは2018年)普及しそうです。
テレマティクス保険については、以下で紹介しています。
- あいおいニッセイ同和「運転挙動を保険料に反映させるテレマティクス自動車保険」
- ソニー損保「やさしい運転キャッシュバック型」
- 損保ジャパン日本興亜「個人向けテレマティクス保険を発売」
現時点(2017年8月)では、試行や準備中で本格発売は2018年1月になりそうです。
その中で、2015年2月から発売し、以前紹介したあいおいニッセイ同和「つながる自動車保険」について、補償内容や保険料について改めて紹介します。
「つながる自動車保険」は、トヨタ自動車の新しいカーナビゲーションシステム「T—Connect」ユーザ向けの保険です。
「つながる自動車保険」と「T—Connect」の概要については、カーナビから走行情報を取得するテレマティクス保険が発売で紹介しています。
「つながる自動車保険」は、T—Connectナビからスマホまたは搭載された通信モジュール「DCM」で自動車運行情報や走行距離情報を取得し、安全運転アドバイスや走行距離に基づいて保険料を決める保険で、以下の特徴を持ちます。
事故報告は、つながる自動車保険専用事故受付ディスクにワンタッチで通報できます。
運転の時間帯、エンジン始動から停止までの走行距離・時間、燃費等のデータを基に安全運転のアドバイスが提供されます。
基本保険料に実際の走行距離1km単位で保険料分を加えて、合理的でムダのない保険料になります。
走行距離が多くなっても年間保険料に上限が設定されているので上限までの保険料になります。
走行距離に応じた年間保険料の目安を以下に示します。
年間走行距離の上限は2万kmで上限を超えると保険料は、2万kmの保険料のままです。
全く走行しない場合の保険料は、上限保険料に比べて約30%引きとなります。
走行距離に応じて保険料は、上限保険料の70%〜100%になります。
保険料の元となる条件と補償内容の例を以下に示します。
- ノンフリート等級:10等級
- 事故有係数適用期間:0年
- 26歳以上補償、記名被保険者年齢別料率区分:30〜39歳
- 車両・自損・対物・障害クラス:4
- ECOカー・イモビライザー割引:あり
- 運転免許証の色:ゴールド
- 対人・対物賠償責任保険:無制限、対物超過修理特約:あり
- 人身傷害保険:5,000万円、自動車事故特約・障害一時金特約:あり
- 車両保険(免責金額10万円):200万円
- 新車・全損時諸費用・事故故障付随費用特約:あり
- 弁護士費用・運搬搬送費用・車両保険無過失事故・買替時諸費用特約:あり
上記条件・補償内容のケースの保険料の目安を以下に示します。
年間走行距離 | 4,000km | 12,000km | 20,000km |
---|---|---|---|
基本保険料(定額) | 93,120円 | 93,120円 | 93,120円 |
走行分保険料 | 7,200円 | 21,480円 | 35,760円 |
年間保険料 | 100,320円 | 114,600円 | 128,880円 |
テレマティクス保険
安全運転・装置で事故減少と保険料の割引が期待できます!!
自動ブレーキ・自動運転で保険料の安い時代が来そうです!!